おはようございます、こんにちは、こんばんは。
じおーた(Twitter@JiotaQq8888)です。








『元本が400万円になるまでは入金を継続しながら、年利10%以上の投資』が1つ目安になると思います。
なぜ目安になるのか、そして利回り10%を目指せる投資手法についてお話していきます。
ということで始めます。
本日の目次(タップすると飛ぶよ)
運用利回りによって、投資の手法は変えるべき
早く始めたほうが有利なのか、入金力が大事なのか、は運用利回りが何%かによって大きく変わります。
大事なことなのでもう一度言いますが、運用利回りが何%かによって未来の投資の結果は全然違うものになります。
同じ年数、同じ入金額で投資をするなら、運用利回りが高いほうが増えるのは当たり前ですよね。
ただ、現実では様々な人がいて、いつから投資を始めるかもバラバラ、入金する額もバラバラ、運用利回りもバラバラです。
具体的な例で考えてみます。
iDeCoのように、積み立てられる期限が決まっている場合
iDeCoでは、積み立てができる期間が65歳までと期限が区切られています。
そして、選択できる商品も限られたものになりますので、利回りには大きな差をつけることは難しいです。
利回りが同じ、積み立てられる年限が65歳と決まっているとなれば、ものをいうのは、早く始めているか否か、なのは明白ですよね。
実際に見てみましょう。
特に複利運用では、後半の伸びが著しいので、25歳に始めるか、30歳に始めるかのたった5年違うだけで利益は全く異なります。
5%の複利運用、毎月23,000円の積み立てを例にすると、5年で積み立てる金額の差は約140万円ですが、運用利益の差は、約900万円にもなります。
\僕も計算して驚いたよ/
こちらもCHECK
-
-
【新社会人から50歳以下の人へ】年金法改正したから何より早くiDeCoを始めよう!
続きを見る
疑問に思ったきっかけ
私は通勤時に毎朝、両学長 リベラルアーツ大学のYouTube配信を見るのが日課です。
両学長の動画で「第252回【薬が毒に?】複利の凄さを表す「面白エピソード」と、複利が壊す「生きるセンス」3つについて解説」で『家庭の金銭学』から引用していた話がありました。
複利の力を示すエピソードとして、「ジャックとジルの話」が取り上げられていました。
ジャックとジルの話
ジャックは、姉のジルと遊んでいる最中にけがをして大学に進学できませんでした。
その代わり、ジャックは18歳から働き始めて、毎年50万円ずつ積立投資を始めました。
26歳になるまで8年間だけ積み立て投資を続けて、あとはお金の追加入金はしませんでした。
ジャックの投資元本は400万円です。
ジルは、医大に進学したため26歳から働き始めました。
26歳から毎年50万円ずつ積立投資を始め、65歳まで40年間入金を継続しました。
ジルの投資元本は2000万円です。
ジャックとジルは全く同じ商品に投資していて、商品の年利は10%でした。
65歳の時点で、ジャックとジル、どちらがより多くお金を持っているでしょうか?
答えはジャックなんですけど、もっと具体的に見ていきます。
ジャックとジルの実際
実際に、上の条件で計算をしてみます。
計算の前に、もう一度ジャックとジルの場合の要旨をまとめました。
条件の確認
- ジャックは、18歳から26歳まで8年間毎月3万円、半年ごとにボーナスで7万円の積立投資(50万円/年)し、その後は入金せず65歳まで運用のみ継続
- ジルは26歳から65歳まで40年間毎月3万円、半年ごとにボーナスで7万円の積立投資(50万円/年)
- ジャックもジルも同じ商品の運用で年利10%
- 税金は考慮しない
- 65歳時のジャックとジルの資産額を比較
結果、ジャックは2億7128万9971円、ジルは2億3198万7659円と実に4000万円近い差がついてジャックの圧勝です。
グラフで見ると、増え方としては次のとおりです。

もっと低い利回りでも同じなのか?
利回り6.8%の場合
約200年に及ぶS&P500の利回りは6.8%と言われています。
つみたてNISAやiDeCoでS&P500のインデックス投信積み立てをしている人も多いと思うので、6.8%でも計算してみました。
では利回り6.8%でも同様の結果になるのでしょうか?
利回り6.8%の場合は、最終的にジャックが7309万436円に対して、ジルは9792万8469円とジルに軍配があがります。
2700万円ほどの差になるので、投資元本の差を差し引いてもジルの勝利でしょう。

利回り5%の場合
利回りがさらに低くて5%だとどうなるでしょう?
結果はわかりますよね。
利回り6.8%の場合は、最終的にジャックが3442万3797円に対して、ジルは6185万8225円とジルに軍配があがります。
2700万円ほどと6.8%のときとほほ変わらない差ですが、先ほどよりもわずかに差が開いています。
目指す投資の結論
ジルとジャックの場合を3パターンで見てきて、私の出した投資の結論です。
条件の確認
- 利回り10%で運用
- なるべく早い段階でまとまった元本を捻出
- 利回りが6.8%以下なら入金力(積立)を重視
利回り10%の運用を探しながら、とっとと500万円なり1000万円貯めてしまえば、そこから先は入金なしでも35~40年で2.7億円になります。
元本がでかいことと早く始めることが大事で、入金力は必要ないのが利回りが高いときの特徴です。

って人は、コツコツ入金しながら投資を継続するのが一番ですよね。
年利5%を目指すなら
高配当株投資なら年利5%が目指せる可能性があります。
ただ、税金も考慮すると難しいですが、増配していけば、利回り5%以上になっていく可能性も残ります。
また、配当によるインカムゲインだけでなく、株価上昇によるキャピタルゲインも見込めるので、利回り5%はありえます。
私の投資手法だと、毎日1株生活が近いですね。
1日1株3000円程度の高配当株を買うと、年間70万円程度必要なのでいかがでしょう?
こちらもCHECK
-
-
【初めての資産購入におすすめ】500円から始める毎日1株生活
続きを見る
年利6.8%を目指すなら
つみたてNISAの年40万円とiDeCoの満額で年50万円の積立は届きます。
S&P500のインデックス投信、例えばSBI証券のSBI・V・S&P500インデックスファンド、で積み立てれば、過去のデータからは達成できることになります。
インデックス投信積立に関しては、この本がおすすめです。
積立方法、どの商品がいいか、から取り崩し方法まで解説してあります。
利回り10%を見込んでいる投資
私が行っている投資の中で10%の利回りが期待できる投資は次の3つです。
10%利回り
- ダウの犬
- 金CFDリピート売買
- トラリピ
ダウの犬
ダウの犬投資法は、私のブログでもすでに記事公開していますし、毎月の状況を報告しています。
10銘柄の投資法でも26年間で資産が約72倍となっており、同期間のダウ平均株価の3倍のリターンをあげております。
これに少し改良したじおーた流ダウの犬では、5銘柄+PPP単一銘柄の組合わせで運用しています。
同期間26年間での資産は約130~430倍となっており、十分に利回り10%を超える算段です。

ダウの犬設定を詳しく!
-
-
【2023年】ダウの犬投資法!こんなやり方があった!?
続きを見る
金CFDリピート売買
金CFDリピート売買は、高山一実氏と奥山泰全氏の共著「お金がずっと増え続ける投資のメソッド」を参考に行っています。
この本では狙う利回りとして10~15%となっていますので、10%は十分狙える投資手法です。
実際、年によってばらつきはあるものの、2017年12月の開始以来10%の利回りを確保できています。

金CFD設定を詳しく!K
-
-
【1日10分で年利10%】乃木坂46・高山一実もしている「金」CFDで始めるリピート売買
続きを見る
トラリピ
トラリピはあっきん氏と鈴氏の共著「黄金の卵を産むニワトリの育て方」と鈴さんのブログを参照して開始しました。
月1%(年10%以上)の利回りを狙う投資手法になっています。
トラリピに関してもブログ記事で設定などを公開予定です。

トラリピ設定を詳しく!
-
-
【トラリピ】初心者でも簡単設定で月利1%(年利12%)
続きを見る
小まとめ
米国株、金、為替と違う商品を組み合わせつつも10%の利回りを狙うのは、リスクの分散を考慮しています。
例えば2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、ボラティリティもすごかったわけですが、金CFDやFXでは非常に稼ぐことができた1年でした。
反対に米国株は低迷し、2011年以来初めての前年比マイナスを経験しております。
このように稼げたり稼げなかったりもあるので、分散することで全滅しないようにしています。
利回り10%の投資手法のデメリットは元本がある程度必要になることです。
トラリピや金CFDのリピート売買では200-300万円の元本が望ましいです。
まとめ
本日は利回り、入金力、早く始めるの3つをいろいろな条件設定で考え、効率よくお金を増やす投資手法についてまとめました。
- いずれの条件でも早く始めるほうが有利
- 利回り10%なら、入金力は途中から不要となる
- 利回り5%、6.8%なら継続的な入金力が必要となる
- 利回り10%を狙う手法は開始時に200万円以上の元本が望ましい
以上になります。

では。