この記事で解決できる悩み
- シミュレーション教育で指導するにはどうしたらいい?
- 自分が指導者として指導するイメージができない
- シミュレーション教育の具体的な指導方法が知りたい
- シミュレーション教育の開催をしたい

※ICLSとは「医療従事者が心肺蘇生の方法を学ぶシミュレーション教育のコース」です。
この記事で解説する『シミュレーション教育(ICLS)ですてきな指導者になるための〇〇ステップ』を実践すれば、ICLSの指導方法や、ICLS開催のノウハウを習得できますよ。
実際に僕はこの内容を実践して、全国のコースにお招きいただけるようになりました。
そんな”合計指導回数 200回以上、合計開催回数 60回以上”の私が、以下のことを解説していきます。
この記事で解説する内容は大きく分けて2つ
- シミュレーション教育(ICLS)で一人前の指導者に必要な指導スキル
- コースのブース長やディレクターに必要なノウハウ
知識も技術も0の状態からシミュレーション教育の指導者になる方へ、指導に迷いが生じたときに『この記事に戻ってこれば大丈夫だ!』と、心のよりどころになれるような渾身の1記事を書いていきます。
繰り返し読んでくださいね。
本日の目次(タップすると飛ぶよ)
はじめに
「あなたの思う、すてきな指導者とは?」
一度立ち止まってイメージを膨らませてみてください。
あなたの考えるすぐれた指導者像を思い浮かべたんじゃないでしょうか。
理想の指導者になれるように、ステップアップしていきましょう。
【入門編:4記事】指導者の基礎としてこれだけは絶対やろう!
まず、『シミュレーション教育の指導をやらばければいけないけど、何をすればいいの?』という方に向けて、読むべき4記事を紹介します。
指導者は、『学習者に学ぶ目標を明確にし、目標に応じた行動に対して適切なフィードバックをしなければならない』のです。
指導者がやらなければならないことをやるための思考や行動をまとめます。
まとめ
- 目標提示は大事なこと
- 適切なフィードバックをするためには、学習者の行動をよく見る必要がある
- 受講者の行動を見るときは、指導者が示した目標にそった部分から見るべき
- 受講者を正しく見るには指導者の立ち位置も大事
- 受講者が正しい行動をしたときに、適切に褒められると受講者は自信がつく
1:目標を提示する(必須)
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【第1回】目標を提示する(必須)
2:フィードバックをする(必須)
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【第2回】フィードバックをする(必須)
3:学習者の行動を見る(必須)
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【第3回】学習者の行動を見る(必須)
4:コンセンサス、指導要綱を読み込む(必須)
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【第4回】コンセンサス、指導要綱を読み込む(必須)
入門編まとめ
入門編まとめ
指導者デビューしたら、まずはこの4項目をやり続けましょう。
この4ステップを踏むだけで、ベテランの指導者からも「おっ、やるな!」と思われます。
ちなみに、私の教え子(といっても8歳も年上でしたが・・・)はデビュー戦、自己紹介した後、直立不動で固まった指導者もいました。
『7人目の学習者』(通常のコースで1グループ6人の学習者がいる)と揶揄された初心者指導者もいました。
10年経った今は、上述の4ステップを繰り返すことで、各地の様々なコースで頼りにされる指導者になりました。
ですから、指導者デビューすることになったあなた!

【中級編:6記事】認定指導者にふさわしい実力を身に着ける
ここでは、認定指導者にふさわしい実力、すなわち『コースのどの部分を担当しても1人でこなせる』実力を身に着けたい方に向けて、読むべき記事を紹介します!
コースによっては、主催者が資格認定を設けているコースがあります。
講習会を受けて、規定の回数をこなし、申請すれば資格認定されるケースが多いですが、自他ともに認める指導者を目指しましょう!
5:フィードバック時の立ち位置と視線
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5:フィードバック時の立ち位置と視線
6:時間管理
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6:時間管理
7:シナリオの進め方
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7:シナリオの進め方
8:学習者からの質問への対応
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8:学習者からの質問への対応
9:シナリオ中に介入するか、スルーするかの判断
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9:シナリオ中に介入するか、スルーするかの判断
10:指導者自身の目標設定と振り返り
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10:指導者自身の目標設定と振り返り
中級編まとめ
入門編の内容4項目が当たり前になるとぶち当たる壁とその解決方法を中心にまとめました。
中級編まとめ
参加するたびに、自分の目標をたて振り返ることは非常に有効なので、ぜひ指導者ノートをつけてください。
きっと素敵な指導者になる日が近づきます!
【番外編:2記事】やってはいけないこととやったほうがいいこと
11:指導者としてやってはいけない集
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11:指導者としてやってはいけない集
12:実践したら指導がうまくいくようになった3つのこと
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12:実践したら指導がうまくいくようになった3つのこと
番外編まとめ
番外編の2つの記事は、いずれも私の体験談から導き出した結論です。
指導が上手な人は、思いがけない点にまで着目して、指導に活かしています。
わりと多くの指導者がやってしまっているけど、上手な指導者がしていない、やっちゃいけないこともぜひ参考にしてください。
指導のプロとして、プライドを持って指導してほしい!!
【仕上げ編:3記事】ここまでできたらもう1人前
いよいよ1人前の指導者になるための仕上げです。
残りわずか、がんばりましょう!
13:資器材管理
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13:資器材管理
14:効果的な伝え方
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14:効果的な伝え方
15:シナリオ作成のコツ
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15:シナリオ作成のコツ
仕上げ編まとめ
まず、ここまでの15項目すべて読んだあなたはすばらしい!
確実に、1人前の指導者に近づきました。おめでとうございます♪
実践できるようになったら、名実ともに1人前の指導者です。
実践できているあなたをイメージしてください。

さらに上を目指すかどうかはあなた次第です。
ですが、周りはあなたをほっておかないでしょう。
次回からは、さらなる高みを目指すことにしたあなたに必要な記事をお話します。
【上級編】マネジメント能力を磨く
1人前の指導者になったあなたは、自分のことだけでなく、経験の浅い指導者の面倒も見ることになります。
いままでは1プレイヤーとして実務能力だけを磨いていればよかったのですが、ここから先はマネジメント能力も身につける必要があります。
ICLSではインストラクターの中から、ブースを仕切るブースリーダーという役割があります。
上級編ではブースリーダーのお仕事をイメージしながらお話していきます。

16:ブースリーダーの役割
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16:ブースリーダーの役割
17:指導者への介入
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17:指導者への介入
18:ブースリーダーの事前準備と事後処理
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18:ブースリーダーに事前準備と事後処理
上級編まとめ
ブースリーダーとして経験を積めば、指導者の指導者になります。
ここまでの実力を磨けば、あとはコース当日の指導は誰にも文句言われないレベルです。
全国のコースから引く手あまたの指導者になっていることでしょう!
残るはディレクターやコースコーディネーターです。
次回からは、コース開催の事前準備から事後処理までのノウハウを身につけましょう。
【超級編】最終責任者となる
19:ディレクターの役割
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19:ディレクターの役割
みんなから尊敬される指導者になるのだ!
