この記事で解決できる悩み
- 他職種とうまくやっているという実感がない
- 他職種とうまくやっていきたいと思っている
- なぜ他職種からのあたりが強いかわからない
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
じおーた(Twitter@JiotaQq8888)です。




職場内で信頼を得ると、仕事は本当にスムーズに進みます。
他職種と上手にやりたい人はぜひ読んでみてください。
心がけている3つのこと
- ちょっとした気遣い
- 相手の意見を尊重する
- 明確な指示を出す
この3つ以外に番外編もこっそり教えますね。
ということで始めます。
本日の目次(タップすると飛ぶよ)
他職種とうまくやっていくには
信頼を得ることが一番です。
他職種とうまく連携できる医師は、例外なくスタッフからの信頼が厚いです。
他職種のスタッフから信頼を得るには、コミュニケーションが必要になります。
普段から何気ない会話を交わしていると、スタッフのこともいろいろとわかってきます。
困っているとか、感謝しているとか、助けてほしいとか、今は余裕がありそうとか・・・。
色々な職種のスタッフと話しやすい間柄になると、患者さんのことも気軽に相談や報告してくれます。
他職種からの相談や報告が、患者さんの利益につながったこと、どれだけあるかわからないくらい多いです。
お互いの信頼関係を構築するために、普段からコミュニケーションをとることは大事だと学びました。

ちょっとした気遣い
相手のスタッフに「こうしておいたらこの後の仕事が楽になるだろうな」という一手間をかけましょう。
私は、この一手間をちょっとした気遣いと呼んでおります。
例えば、血液検査のオーダー締め切り時間を超えて検査を出す場合に、検査オーダーを出すだけじゃなく、ラベルをスピッツに貼って渡しましょう。
他には、検査や処置をしたときにきちんと片付けもしましょう。
医師は出したら出しっぱなし、やったらやりっぱなしが多いので、こんな当たり前の気遣いでも差がついちゃいます。
ポイントは、相手の行動を先回りして自分がやっておくことです。
また、ちょっとした気遣いにはこんな例もあります。
医師ならだれでもできるオーダーなんだけど、自分以外に病棟にいない、そんなときに看護師さんがオーダーを頼んでくることがあります。
この雑用を断らない、嫌味を言わない、こころよく引き受ける、のが大事です。
逆に頼みごとを聞いてくれる医師が忙しくしていると、逆に看護師さんが助けてくれることもありますよ。

相手の意見を尊重する
他職種のスタッフから、治療法や方針について提言されることがあります。
相手の意見を傾聴し、選択肢として考えることで他職種からの提言を尊重しましょう。
看護師さんは、入院中の生活でもっとも長く患者と接しています。
その時間の中から貴重な情報をもたらしてくれるありがたい存在なのです。
医師には言えなくても看護師さんには伝えている情報は意外とたくさんあり、患者さんの感情を知ることで退院後の生活や食事・運動療法がうまくいくことがあります。
臨床工学技士さんは、自分の知らない治療法や治療がうまくいかないときの裏技を提案してくれます。
最終的に判断するのは自分ですが、臨床工学技士さんと議論することで患者さんへの治療方針が決まることも多々あります。
血液浄化療法の分野では、本当に臨床工学技士さんの力が頼りになりました。
一芸に秀でた他職種からの意見を尊重することで、相手も「自分の話を聞いてくれるんだ」と考え、その時は採用されなくてもまた提言してくれます。

明確な指示を出す
”だれがどう読んでも、これ以外の意味には読み取れない”くらい明確な指示を出しましょう。
現在は、口頭指示は医療事故につながる原因として、指示簿記載が求められています。
わかりにくい指示や、長い指示を出す医師は嫌われます。
簡潔に、一通りでしか解釈できないように指示を出すのです。
例えば、「24時間尿量(6時から翌日6時)400ml以下なら翌朝、担当医に報告」と指示簿に記載したら、朝に尿量が少なくても当直医ではなく自分に報告が来ます。
逆に考えてみましょう。
指示を受ける立場からすると、あいまいな指示ほど困るものはありません。
ダメな指示の例は思いつかないのですが、看護師さんから小言を言われたら、それはダメな指示であること間違いなしです。
番外編:お土産(お菓子)
他職種のスタッフは休憩室でつまめるお菓子で好感度があがります。
自分が出張や研修で迷惑をかけた分、お出かけした場所のお土産(お菓子)を差し入れましょう。
お菓子で受けがいいのは、その土地の定番商品か少し高級なおいしいお菓子です。
数が少ないのはNGです。人数より少し余裕がある個数のものを選びます。
お菓子への投資はケチらないようにしましょう(笑)。

まとめ
今日は他職種と上手に連携を取るために僕が心がけていることをまとめました。
相手が困っているときに手を差し伸べると、自分が困っているときに手を差し伸べてもらえる可能性が高いです。
ちょっとした気遣い、相手の意見の尊重、明確な指示とおいしいお菓子で他職種のスタッフと信頼関係を築いてくださいね。

では。
山口に行ったらぜひこのお菓子試してみてください!
個数を稼ぐなら利休饅頭がおすすめですw
さいごに:同級生よりできる医師になりたいあなたへ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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