おはようございます、こんにちは、こんばんは。
じおーた(Twitter@JiotaQq8888)です。





ということで始めます。
本日の目次(タップすると飛ぶよ)
インデックス投資信託を始めたきっかけ
参考書籍
カン・チュンド 著 忙しいビジネスマンでも続けられる毎月5万円で7000万円つくる積み立て投資術 です。
私の投資スタイルで重視してきたのは、「時間をかけない」です。
この書でもインデックス投資信託(投信とかファンドとも呼ばれます)を選んで、毎月の積立設定さえしてしまえば、あとは銀行口座から自動的に証券口座にお金が移され、インデックス投資信託を積み立ててくれるというところに魅力を感じました。
2021年現在では、インデックス投資信託の積み立ては、初心者でもできる投資として主流で人気の高い手法ですが、私が始めた2011年時点では、周りからインデックス投資信託積み立てを耳にすることはありませんでした。
投資信託積み立ての成績
以前にも書きましたが、私の投資信託積立の目的は、貯金よりも利回りがよくお金を積み立てられるだろうと考えたからです。したがってまとまったお金になると他の投資方法の資金になったり、私的理由で必要な場合は解約して使っておりました。合計4回にわたって、この方法を活用して、銀行預金よりはよい利回りで運用できました。これに関しては賛否両論あるでしょう。そのまま積んでいるだけのほうが、他の投資で損しなかったり、利回りもずっとよかったりしたかもしれません。
過去の運用
1回目の投資信託積立
本を読んで開始した時は、4種類のインデックス投資信託で積み立てを開始しました。金額は自分なりに傾斜をつけ、毎月7万円からスタートしました。
- 先進国株式
- 新興国株式
- 先進国債権
- 国内債券
です。
その後、3か月程度での勉強でリートやアジア各国が熱いんじゃないかと考え、先進国リートや国内リート、アセアン成長国株の投資信託を追加するようになりました。積立額も毎月11万円まで増やしております。
2011年5月に開始して、入金力も高かったので、2012年12月で242万程度(元本224万)になりました。
ここでFXに資金を振り替えるため、いったん解約しております。
2回目の投資信託積立
2回目は2013年1月から投資信託積立を開始しております。このときは10種類の投資信託に1万円ずつ、計10万円/月で開始しました。
- 新興国債権
- 新興国株式
- 国内リート
- 先進国リート
- TOPIX
- 先進国株式
- 新興国株式
- アジア新興国株式
- 国内債券
- 先進国債権
です。
こちらは2015年8月まで継続していて、約304万円(元本254万円)になりました。日本株購入の資金にしております。
3回目の投資信託積立
3回目は2015年9月から投資信託積立を開始しております。このときは7種類の投資信託に2万円×3、1万円×4で計10万円/月で開始しました。
- 新興国株式
- 国内リート
- 先進国リート
- TOPIX
- 先進国株式
- 新興国株式
- アジア新興国株式
です。途中で積み立て額も減らし、種類も2種類、先進国株式とTOPIXに絞っております。
こちらは2017年11月まで継続していて、約257万円(元本208万円)になりました。
4回目の投資信託積立
4回目は2017年12月から投資信託積立を開始しております。このときは2種類の投資信託を3万円ずつ、計6万円/月で開始しました。
- TOPIX
- 先進国株式
です。
こちらは2019年9月まで継続していて、約184万円(元本182万円)になりました。この資金を元手に金CFDリピート投資を開始しました。
小まとめ
以上、4回の投資信託による資金確保(貯金)は4回とも銀行に預金するよりは利回り良く終えることができました。
インデックス投資信託の積み立ては長期ならもっと複利効果で資産が増えるんじゃないの?ってツッコミを受けそうですが、僕自身はこれをメインに投資をするという概念がなく、むしろ貯金代わりにしていたんでご容赦ください。ただし、これを実行したことで、インデックス投資信託の複利効果を見込んだ長期投資は非常に有効というのを学びました。全世界株式とTOPIXの2種類を50%ずつで積み立てていたら、コロナショックの下落から2020年末からの日本株急騰までにかなりの恩恵にもあずかれたであろうことは明白ですが、そんなことが起こるなんて2019年にはわかりませんでしたから、これで良しとしています。
学んだことは、次回に生かすべく、iDeCoとジュニアNISAに活用しました。ちなみにつみたてNISAをしていないのは、NISA元年からNISAを活用しているためです。
現在の投資信託積立
iDeCo
iDeCoを始めるきっかけは、2012年に働いていた職場で雇い主が確定拠出型年金制度を導入したためです。最初は投資の知識もなかったので、全額定期預金にして積み立てていました。
大学院に入る時、社会人大学院生で大学病院の非常勤職員となったことで、確定拠出型年金の個人型に加入できることを知り、節税も含めて本格的に開始しました。この時には投資信託積立の経験と知識があったので、全世界株式とダウに連動したインデックス投資信託に50%ずつ掛け金を設定してほったらかしました。雇用形態で掛け金の増減もあったり、転勤でできたりできなかったりではありましたが、2021年現在も続けております。
現在の掛け金設定は全世界株式に全振りしております!2021年3月現在、損益率は+49.8%なので、十分でしょう。今後も継続していきます。一部、定期預金になっているものは暴落時に株式に変えようともくろんでいます。
全世界株式に全振りの理由は、S&P500に連動したい投資信託が選べないからです(笑)。
簡単にシミュレーションしてみます。
毎月23000円、年利5%で運用できたと仮定します。
入職から始めると35年間運用できますが、40歳からだと20年間しか運用できません。
その差はいかに??
早く始めて長く続けた方が圧倒的に有利なのが一目瞭然です。
もちろん、年利が高くなればさらにその差は広がります。
ジュニアNISA
2023年で廃止が決定している制度ですが、そのおかげで使い勝手がよくなるという皮肉な制度です。
2020年から開始し、4年間で320万円(1年80万円)積み立てる予定でおります。
こちらは、ドルコスト平均法でS&P500に連動した投資信託、SBI・バンガード・S&P500に全振りです。12で割り切れない金額にするのはやめてほしいんですけどね。なので、10回くらいに分けて購入です。
ウォーレン・バフェット氏の「米国への逆張り投資は間違い」はいまだ継続しているとみているからです。
ジュニアNISAに関しては、2020年に0歳と仮定すると最大2038年まで活用することができます。
S&P500の過去データから年利6.8%、2023年まで毎月66666円積み立てと仮定した図をお示しします。
いかがでしょう?
元本は4年で約320万円、2024年以降は積み立てできないので、そのまま年利6.8%で複利運用してシミュレーションしてみました。
2038年には1000万弱になっています。大学進学の教育資金として十分じゃないでしょうか?
少なく見積もって年利5%でシミュレーションしても約736万円になります。
投資信託積み立ての魅力
冒頭にも書きましたが、一度システムを構築すると毎月決められた日に、決められた金額分、決められたインデックス投資信託を購入してくれます。解約するのも手間なので、そのままほったらかしておくと、まとまったお金に変身しております。
アメリカ発のデータでは、投資で一番儲かった人、それは死んでしまった人、次が忘れてしまった人という笑えない事実があります。正しいインデックス投資信託を選択できれば、ほったらかしが一番強いという証明でした。現在はワンコインからでも始められる時代ですので、自分の収入に見合った金額を積み立てるよう設定するだけでいいというのも魅力です。
暴落だ、高騰だと一喜一憂しそうな相場においても、感情を排除して続けられることもこの投資法の強みです。
デメリットは、増えている実感があまり持てないことでしょうか。画面の数字が増えても実際に手元にお金が増えるわけではないので、配当のようにお金が増えた感が少なく感じるかもしれません。あと、どんな投資でもそうですが、一時的な含み損や急落時に資産が激減することを目の当たりにすることがあります。それを無視できるメンタルは必要かもしれません。無視できないなら忘れちゃってる方がいいということですね。
まとめます。
投信積み立ての魅力ポイント
- システムを構築までの時間以外は時間を取られない
- 投資でコントロールしなければいけない自分の感情を排除しやすい
- 自分の収入に見合った金額で開始、継続できる
どの制度で運用するかはともかく、正しいインデックス投資信託を毎月積み立てて、なるべく長期間運用すれば、年に1回の確認だけでも十分な資産運用になります。日本政府はそのために”iDeCo”や”つみたてNISA”といった税制優遇を伴う制度を推奨してくれています。
私は、自分で運用する日本株投資も大好きですので、iDeCoとジュニアNISAでしかインデックス投資信託での運用しておりませんが、医学生のみなさんは初期研修医になったら、iDeCoをすぐに始めるとシミュレーションのような結果がもたらされるかもしれません。
もちろん、先のことはわかりませんので、平均すると年利5%より高いかもしれないし、低いかもしれない。それでも過去200年の株式市場を勘案するとやってみる価値の方がはるかに高いと私は考えます。
まとめ
本日お話した内容は以下の3つです。
- インデックス投資信託積み立てのきっかけ
- 過去のインデックス投資信託積み立ての成績
- 現在のインデックス投資信託積み立てのスタイル(iDeCo&ジュニアNISA)
以上になります。

投資は自己責任で!
では.