この記事で解決できる悩み
- 指導をするといつも時間が5分あまってしまう
- 指導をするといつも時間が足りなくて最後バタバタしてしまう
- 予定してきたスケジュール通りに進められない
『時間ぎちぎちのスケジュール立てていませんか?』
本日の目次(タップすると飛ぶよ)
時間管理のコツ3つ
私の時間管理のコツ3つを書きます。
時間管理のコツ
- 中間点を意識する
- 余白の時間を予定しておく
- 時間が余ったときに何をするか決めておく

今回はモニター・電気ショックの50分を指導するという例で説明していきます。
時間管理の実践
時間管理のスケジュール
自分が担当する箇所をブース長から割り当てられたら、みなさん事前にスケジュールを立ててコースに臨むと思います。
例えば、モニター・電気ショックの50分なら、導入5分→波形診断10分→パドルでの電気ショック20分、バッドでの電気ショック10分→まとめ5分といった感じではないですか?
あらかじめ準備段階でスケジュールを立てておくのは非常に大事です。
ただ、このスケジュールには弱点が・・・あります。

中間点を意識する
自分に与えられた真ん中の時間でどこまでやっている予定にするかを意識しましょう。
今回の例でいえば、持ち時間が50分なので、開始から25分経ったあたりで、どのあたりまで自分は指導を進めている予定か、ですね。
例えば、「導入、波形診断と終わって、パドルでの電気ショック1周目が終わるか終わらないかぐらいで25分経っていてほしい」などです。
この中間より速く進んでいれば、後半はゆっくりじっくり進めることもできるし、手技を余分に1回ずつさせることもできます。
遅く進んでいる場合なら、後半は少しまいて進めなきゃいけないかもしれないし、場合によっては全員じゃなくて3人までしか手技をさせられない、といったことを考えないといけません。

余白の時間を予定しておく
自分のたてたスケジュールが時間ぎちぎちだと、少し遅れただけでも焦ってしまいます。
スケジュールが狂っても焦らないようにするために、数分の余白時間を予定しておきましょう!
例えば、モニター・電気ショックの50分で、導入3分→波形診断10分→パドルでの電気ショック20分、バッドでの電気ショック10分→まとめ2分(余白の時間5分)と予定しておきます。
こうすることで、波形診断にとまどって15分使っても、残りがスケジュール通りに進めば時間ぴったりに終わります。
導入で5分使ってしまっても、空白時間が3分に減るだけなので、なにも慌てることなく進めることができます。

時間が余ったときになにをするか決めておく
学習者の習得が良好でスケジュールより早く進んでいくときやあらかじめ設定した余白時間を使うことなく進んでいくときを想定します。
「7分余ったらパドルでの電気ショックをもう1周やってもらおうかな」「3分早く進んでいるからまとめのときは双方向の質問形式にしようかな」と余った時間に合わせて自分の指導することをあらかじめ決めておくのです。
想定しておけば、時間を余らせることもなく、学習者に有益な時間(実技をする、質問で理解度を確認するなど)をプレゼントできます。
想定していないと、急に時間があまって「どうしようどうしよう、えーい、もう終わっちゃえ」となりかねません!

時間管理のコツは講義・講演・プレゼンテーションにも使えます
時間管理3つのコツは、講義でも講演でもプレゼンテーションでも使うことができます。
60分の講演だろうと、3分のプレゼンテーションだろうと、30秒の自己紹介だろうと関係ありません。
3分のプレゼンテーションなら1分30秒までにどこらへんまでしゃべるか決めておけばいいのです。
30秒の自己紹介でも3秒の余白時間を設けておけば余裕ができます。
講演であればあまった時間は質疑の時間に充てられます。

まとめ
本日お話した内容は以下の3つです。
- 中間点を意識する
- 余白の時間を予定しておく
- 時間が余ったときに何をするか決めておく
以上になります。
私が時間管理で気を付けているポイントを書きました!

では。
-
-
【第7回】シナリオの進め方
続きを見る
時間といえば、タイムボカンシリーズ!

